カレッジ日誌(過去ログ) |
Welcome to "Netizen College" ! last updated: November 13, 2024: next update: December 1, 2024予定(月1回更新予定)
2024.11.1 ● 世界の「選挙の年」のハイライト、アメリカ大統領選選挙は11月5日が一般投票日です。日本の総選挙の方は、一足先に、10月27日に結果が出ました。石破首相は、自民党総裁選では国会予算委員会後の解散、日米地位協定見直し、裏金・統一教会問題等の政治改革も匂わせていたのに、いざ僅差で自民党総裁に選ばれると、豹変して早期解散、裏金議員非公認も曖昧なまま総選挙に突入、終盤には、せっかく公認をやめた裏金議員への「政党活動」援助2000万円までばれて、史上まれに見る自民党大敗、衆院与党過半数議席喪失です。後ろ盾の創価学会が池田大作名誉会長の死で、活力を失った公明党は、自民党と心中して、選んだばかりの石井啓一代表・佐藤茂樹副代表が落選する醜態です。野党で高齢化・セクト化して失速し供託金4億2900万円を無駄にした末期症状の共産党と併せて、20世紀型組織政党の没落です。私のネオ・グラムシ風政治モデルでいえば、19世紀の機動戦・街頭戦、20世紀の陣地戦・組織戦から、21世紀の情報戦・言説線への、日本における本格的転換です。
● もっとも機動戦→陣地戦→情報戦の理論モデルは、あくまで政治の形態・政治舞台についてのものです。街頭演説から紙媒体を経てインターネット・SNSへ、音声・文字媒体から映像・イメージへといった一般的傾向についてはわかりやすく、比例区での年代別投票先から自民・公明・共産党支持層の高齢化、若年層の維新・国民・れいわ支持はいえますが、例えば投票率の低下はSNSや米国ワールド・シリーズによっては説明できません。政治の内容=論点・政策・イデオロギー等は、それぞれの国を政治舞台とした経路依存性(パス・ディペンデンシー)や近代化・民主化の軌跡、地政学的国際環境なども影響します。保守と革新、右翼と左翼、中央と地方、中央集権と分権自治、階級・民族・性差・世代・資産・所得格差と言った社会的分断線、戦争と平和、自由と平等の民主主義観、新自由主義か新ケインズ主義かといった政治の内容・政策的方向性は、国によって異なり、選挙制度・選挙のタイミングにもよります。今回の日本の総選挙で言えば、右と左の両極にポリュリズム的勢力があらわれ、中道勢力の中での「右寄りシフト」が進みました。
● 情報戦の時代は、左右両極にポピュリズムを生み出しました。第50回総選挙の論題設定(アジェンダ・セッティング)では、当初共産党が自民党派閥の政治資金問題から裏金問題をクローズアップし、終盤には非公認候補支部への2000万円送付を暴き出しました。選挙中の政治資金の動きですから、本来論題設定が得意なマスメディアが調べ書くべきことを、党機関紙「しんぶん赤旗」が代行したかたちで、メディアの怠慢です。しかし、情報戦の論題設定と政策提言の受容・非受容、投票行動は別です。「裏金」という大きな論題で自民党・公明党を追いつめ、政策活動費10年後領収書公開と言ったピント外れと万博・兵庫県知事辞職問題等で大阪以外では大きく後退した維新の会を除けば、論題設定者であった共産党は、稚拙な情報戦で敗北です。そもそも論題を設定しても、それが他党やメディアによって争点にされなければ、選挙の焦点にはなりません。党幹部が小選挙区で立候補し有権者に訴える背水の陣をとらず、「自由時間」とか「共産主義」というピント外れの政策しかうちだせませんでした。せっかくスクープした機関紙の読者数・党員数の激減の流れをとめられず、党首公選をめぐる除名・除籍問題での党内矛盾激化と連動する高齢化した党員の活動量低下、相次ぐ地方議員離反・サボタージュなどで、かつて日本社会党・社民党の辿った泡沫政党化へ向かっています。逆に、「裏金」争点に「手取りを増やす」とSNSを駆使して若者をつかんだ国民民主党、「消費税ゼロ」一本で対抗した山本太郎のれいわ新撰組が、大きく得票と議席を伸ばしました。立党4年の国民民主党は、連立政権のキャスティングボードを握って、自民・立憲双方からアプローチです。立党5年のれいわは、賞味期限が過ぎた老舗共産党以上の比例票・議席増で、左派ポピュリズムの最先端になりました。公明・維新は党首交代がありそうですが、共産党中央常任幹部会は、一党員らしい「かぴぱら堂」さんのような具体的敗因分析もできません。幹部批判を許さない共産党の閉鎖性・指導者独裁体質は、ロシア革命・コミンテルンの伝統の残骸となって、消滅途上にあります。
● 立憲民主党は、小選挙区での自民党の自滅で議席数では大きくのびましたが、比例区の得票数・得票率でいえば、前回から微増にとどまります。注目すべきは、れいわのような左のポピュリズムだけではありません。中道右派のポピュリズムは、かつては自民党寄りの維新の党が一時独占していましたが、今回は300万票を失う惨敗で、大阪中心のローカル政党に戻りました。夏の東京都知事選の石丸旋風を受け継いだのは国民民主党で、今回は若者の支持を得て議席を4倍増、台風の眼となりました。「日本をなめるな」の参政党や、レイシズムの保守党の動きも注目です。今回は参政党のみならず、新参の保守党も得票率2%を越えて、政党交付金を得る要件を満たしました。両党を合わせると、政党法のあるドイツの政党の議席獲得要件である5%を越え、日本共産党と拮抗する勢いです。その民族主義的・排外主義的政策内容からすれば、移民反対・ナチス容認のドイツ極右民族派AfD(ドイツのための選択肢)と似てきます。共産党以上の左派ポピュリズム政党となったれいわ新撰組は、ウクライナ戦争勃発後に反EU・反移民を掲げて左翼党(リンケ)から離脱し、旧東独州議会選挙で左翼党以上の指示をえたドイツのBSW(ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟)と似てくる可能性を持ちます。しかし、忘れてならないのは、ドイツの左右のポピュリズムは、EUという大き政治舞台の中で開かれた情報・組織戦にさらされるのに対して、「失われた30年」で国際的存在感をなくした日本の民族主義的ポピュリズムは内向きで、むしろ「戦前への回帰」を想起させます。右であれ左であれ、国連や東アジアの中国・台湾・朝鮮半島情勢以上に、日米同盟という非対称の安全保障枠組みに大きく規定され、政治も経済も依存せざるをえなくなっています。日本の総選挙結果は、実際は11月5日のアメリカ大統領選挙の結果によって包み込まれており、その結果次第では、与野党の合従連衡や政党再編にもつながる可能性も否定できません。ウクライナ、ガザ、イスラエル、イラン、ミャンマー等の紛争をはらみ、民主主義から権威主義への趨勢を孕んだ世界の「選挙の年」はまだ未決で、未完成です。
● アメリカ大統領選投票直後の11月7日は、リヒアルト・ゾルゲと尾崎秀実が1944年に国防保安法違反ほかで死刑に処されて80周年です。私たちの尾崎=ゾルゲ研究会は、11月6−9日に、中国やロシアからゲストを招き、 愛知大学人文科学研究所と共同で、国際ワークショップ「ユーラシア大陸の秩序再編とインテリジェンスをめぐって」を開きます。その研究会は、東京・茗荷谷(地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅3分)の拓殖大学文京キャンパス茗荷谷校舎E館901教室で、7日午後3時から6時(会場の癒合で2時間早まりました)に、加藤哲郎「ゾルゲ事件研究の現段階」(「要旨」と配付資料はここに、当日報告パワポはここから)、上海師範大学・蘇智良教授「上海から東京へ:陳翰笙のインテリジェンス生涯」、モスクワ大学A・フェシュン教授の「尾崎とゾルゲとの個人的・事務的関係 」の3本が基調報されます。 翌8日は、同じ会場で10時から、中国の陳麗菲 、洪小夏、徐静波、馬軍、徐青、臧志軍氏、日本の長堀祐造、田嶋信雄、 鈴木規夫、名越健郎、清水亮太郎氏らの報告と討論が行われます。詳しくは、新設された尾崎=ゾルゲ研究会ホームページに、公開研究会出席とオンライン参加用の窓口が開かれましたので、ご覧になって、申し込んでください。または、愛知大学の尾崎=ゾルゲ研究会事務局(20221107os@gmail.com)にお問い合わせください。
● 獣医学の小河孝教授とコラボした共著『731部隊と100部隊ーー知られざる人獣共通感染症研究部隊』(花伝社)に続いて、2024年9月に、 獣医学者の小河孝さん、歴史学者の松野誠也さんと共著で、『検証・100部隊ーー関東軍軍馬防疫廠の細菌戦研究』という書物を刊行しました。やや高価な学術書ですが、本サイトに幾度か寄せられた、旧100部隊員の遺言を受けた「匿名読者」との対話編も入っていますので、多くの皆さんに読んでいただければと願います。
● 6月1日(土曜日)、東京・目白の学習院大学で、日本平和学会の平和文化研究会として、尾崎・ゾルゲ研究会もコラボして、劇団民芸・木下順二作「オットーと呼ばれる日本人」の合評会を兼ねた研究会を開きました。第6回尾崎=ゾルゲ研究会(OS通信号外)となります。
● 第6回 尾崎=ゾルゲ研究会研究会 「尾崎=ゾルゲ事件と『オットーと呼ばれる日本人』との交錯をめぐって」 報告1 20世紀共産主義の総括へ―『オットーと呼ばれる日本人』劇評1島村輝(フェリス女学院大学教授) 報告2 レ・コミュニストとは何者であったのか?―『オットーと呼ばれる日本人』劇評2鈴木規夫(愛知大学教授)
討論 加藤哲郎(一橋大学名誉教授) 司会 渡辺守雄(筑紫女学園大学教授)
●渓流斎日乗さんの参加記が出ています。 ● 尾崎=ゾルゲ研究資料蒐集、聞き取り調査などの実施について引き続き、是非ともご協力のほどお願い申し上げます。ご用の向きは、以下の事務局へご一報頂ければと存じます。 尾崎=ゾルゲ研究会事務局:愛知大学名古屋校舎鈴木規夫研究室気付 norioszk@vega.aichi-u.ac.jp/ 20221107os@gmail.com
● 私が代表をつとめる尾崎=ゾルゲ研究会のシリーズ第一弾、A・フェシュン編・名越健郎・名越洋子訳『ゾルゲ・ファイル 1941−1945 赤軍情報本部機密文書』(みすず書房)、を刊行した延長上で、シリーズ第二弾のオーウェン・マシューズ著、鈴木規夫・加藤哲郎訳『ゾルゲ伝 スターリンのマスター・エージェント』(みすず書房)が刊行しました。
「等身大のゾルゲ解明へーー尾崎=ゾルゲ研究会発会主旨」(毎日新聞、2022年2月13日夕刊)
シリーズ「新資料が語るゾルゲ事件」尾崎=ゾルゲ研究会編(みすず書房)
アンドレイ・フェシュン著、名越健郎・名越陽子訳『ゾルゲ・ファイル 1941−1945』(みすず書房)
「蘇るスパイ・ゾルゲ」(『週刊朝日』2022年11月11日号)
「スパイ事件 公表から80年 ゾルゲにソ連側が不信感 機密文書まとめた資料集邦訳」(毎日新聞夕刊2022年12月14日)
「伝説のスパイ ゾルゲの謎に迫る、刑死から78年、書籍続々」(朝日新聞夕刊2023年1月20日)
明治大学平和教育登戸研究所資料館 第13回企画展講演会:加藤哲郎「ゾルゲ事件についての最新の研究状況」(2023年5月)
「岸惠子主演『真珠湾前夜』が可能にした学術的ゾルゲ事件研究」(みすず書房HP、2023年5月18日)
<土曜訪問インタビュー>「プーチンの原点は ゾルゲ研究から ウクライ ナ侵攻探る」 加藤哲郎さん(一橋大名誉教授)(中日・東京新聞2023年6月3日)
ゾルゲ事件研究深化、愛知大文庫開設を計画 寄贈資料すでに1000点(中日新聞7月27日夕刊トップ)
<記者がたどる戦争>ゾルゲ事件(北海道新聞、2023年8月11/12/13日)
毎日新聞『ゾルゲ伝』書評:岩間陽子「極東と欧州、同時代の歴史が融合」(2023年7月22日)
読売新聞『ゾルゲ伝』書評:井上正也「大物スパイ 成功と孤独」(2023年9月1日)
東京新聞「ゾルゲ事件の新証言 自白強要や拷問なかった、元特高警察の男性の生々しい記録が見つかる 戦時中のスパイ捜査」(2023年9月18日)
北海道新聞「ゾルゲ事件」捜査つづる遺稿集 元特高警察の男性遺族、愛知大教授に寄贈」(2023年11月9日)
東京新聞「ゾルゲ事件、特高警察の取り調べ記録を「研究に役立てて」 主任警部の遺稿集を遺族が愛知大に寄贈」
● 昨年クリスマスの頃から、韓国と日本の若者のあいだで、時ならぬ731部隊ブームだといいます。NETFLIXの韓流ドラマ「京城クリーチャー」が上映され、1945年5月、日本敗戦直前の植民地ソウルの病院で、731部隊の医師がひそかに炭素菌の人体実験で怪物を作りだし、病院からあばれだして危害をくわえるようになる、というストーリーです。パク・ソジュンら観流ドラマのスターたちが出演し、クリスマスから新年に全10話のドラマがアップされ、NETFLIXとしても話題のヒット作となったそうです。私は実は、731部隊の研究者として、ハフポストの取材を受け、3月30日にウェブ上に掲載された長文の記事「731部隊を描いた韓国ドラマから日本人は何を学ぶか。パク・ソジュン主演京城クリーチャーが問いかけるもの」中で、インタビューに答えています。ただし、ソウルで731部隊が人体実験をした事実はなく、ハルビン郊外平房本部での人体実験でもこれまで資料で裏付けられた朝鮮人「マルタ」犠牲者は4人のみといいますから、ドラマ自体はフィクションです。大ヒットによって、すでに第二シリーズ制作も決まっているようです。
●詳しくはぜひドラマそのものを見て、ハフポストの記事にも注目してほしいのですが、インタビューで語っていないことを付け加えると、私はこの映画に、かつて日本映画が、原爆が産んだ怪獣として「ゴジラ」を描いたことを想い出しました。「反日プロパガンダ・ドラマ」などという日本人の感想もあるそうですが、往々にして加害者は、被害者の苦しみや恨みをなかなか理解できず、すぐに忘れます。「京城クリーチャー」は、植民地時代の日本軍の横暴、暴虐を、クリーチャー=妖怪・怪物にシンボライズしたものでしょう。私個人は同姓で複雑でしたが、炭素圏人体実験でバイオテロの怪物をつくりだす日本人医師が「加藤中佐」なのは、明らかに朝鮮半島史上の日本侵略の象徴「加藤清正」をイメージさせるためでしょう。歴史的事実と異なるにしても、こういうドラマからでも若い世代が731部隊や日本の戦争加害に関心を持ってくれるのは、好ましいことです。
●同様なことは、話題のアカデミー賞映画「オッペンハイマー」についても、いえることです。広島・長崎の原爆被害が描かれていないから日本人にとっては好ましくないと言った「被害者日本」を強調する批判もみかけますが、人類絶滅兵器を作ってしまった科学者の苦悩を描いたものと素直に受け止めれば、学ぶところが多いはずです。ゾルゲ事件関係では、尾崎秀実を主人公にした1962年の木下順二「オットーと呼ばれる日本人」を、久方ぶりに劇団民芸が5月に新宿紀伊國屋サザンシアターで上演するそうです。今日のゾルゲ事件研究から見れば、木下順二の描く1932年上海のベースが川合貞吉回想なので、ゾルゲ・尾崎秀実、スメドレーの宋夫人=スメドレー宅会合は歴史的事実として疑わしいのですが、木下順二「オットーと呼ばれる日本人」は、2009年に米国の日本文学研究者たちによって英訳されて、「Patriots and Traitors(愛国者と裏切り者)」と題するゾルゲ事件に関する論集に収録されました。米国では主流の陸軍ウィロビー報告『赤色スパイ団の全貌』や、それを継承するプランゲ『ゾルゲ 東京を狙え』ではなく、米国ではマイナーな、ゾルゲではなく尾崎秀実が主人公で東アジアを見つめたチャルマーズ・ジョンソン『ゾルゲ事件とは何か』を下敷きにしているのが、「Patriots and Traitors」のユニークな特徴で、ピッツバーグ大学の米国人日本文学研究者たちは、日中戦争のなかでの尾崎秀実の思想と行動を、マッカーシズム最盛期米国でのオッペンハイマーの苦悩と対比しています。
●「京城クリーチャー」とも関わるNPO法人731部隊細菌戦研究センターの総会が、4月13日(土)午後、東京田町の港区立男女平等参画センター(リーブラ)・学習室Cで開かれました。日本における731部隊研究の最新の論点である長野県飯田市の平和祈念館における細菌戦・人体実験関連展示パネルの自治体による扱いの問題など、全国の731部隊研究者と中国からの研究者も集って討論しました。4月20日(土)は午後3時から、霞ヶ関ビルの愛知大学東京センターで尾崎=ゾルゲ研究会例会があり、「オットーと呼ばれる日本人」とも関連するジョーこと宮城与徳を日本に送り出した米国共産党について、京大・進藤翔大郎さんと私が報告しました。
● 『戦争と医学』誌22巻(2021年12月)に寄稿した「戦前の防疫政策・優生思想と現代」をアップしました。日独関係史がらみで、『岩手日報』2022年2月20日の社会面トップ記事、「可児和夫探索」の調査取材に協力しました。可児和夫は、ナチス・ドイツ敗北後に日本に帰国せずベルリン近郊に留まりソ連軍に検挙された医師・ジャーナリストで、もともとナチスの作った東独のザクセンハウゼン強制収容所に、1945−50年に収監されていた唯一の日本人でした。片山千代のウクライナ「ホロドモール」体験に似た収容所体験記「日本人の体験した25時ーー東独のソ連収容所の地獄の記録」(『文藝春秋』1951年2月)を残した、現代史の貴重な証言者です。晩年の島崎藤村について、私の近代日本文学館での講演も参照しながら、信濃毎日新聞がすぐれた連載を掲載しておりますので、ご参照ください・本サイトの更新も、体調との関連でまだまだ不安定ですが、カレッジ日誌(過去ログ) の方から、論文やyou tube 講演記録をご参照ください。
本学には、以下のようなセクションがあります。学びを志す方は、 どちらのドアからでも、ご自由にお入り下さい。
新総合カリキュラム(2020年1月、大学院レベルの専修コースに再編しました) 情報学研究室(必修カリキュラム、 リンク集処理センターと歴史探偵収集センターが両輪です)
政治学研究室(総合カリキュラム、永久保存版論文・エッセイ多数収録)
現代史研究室 (総合カリキュラム、日本現代史、旧ソ連秘密資料もあります)
情報収集センター (本学の目玉で特別研究室731部隊『「飽食した悪魔」の戦後』特集、「現代史の謎解き」「国際歴史探偵」の宝庫、データベース「旧ソ 連日本人粛清犠牲者・候補者一覧」「在独日本人反帝グループ関係者名簿 」「旧ソ連秘密資料センター」などが入っています!)■イマジンIMAGINE!(3.11FUKUSHIMA後更新)、■Global IMAGINE、■IMAGINE GALLERY、■「戦争の記憶」 (番外「大正生れの歌(2018年版) 」「100人の地球村 」)
特別研究室731部隊研究・『「 飽食した悪魔」の戦後』特集:「2019年の尋ね人」=731部隊結核班長「二木秀雄」、元北海道副知事「長友浪男」について、情報をお寄せください! ( 戦医研論文、「731部隊と旧優生保護法強制不妊手術を結ぶ優生思想(you tube)」
学術論文データベ ース、
図書館 (書評の部屋、エッセイ集 カレッジ日誌(過去ログ) 、「98-06ベルリン便り」「99-12 メキシコ便り」「パンデミックの政治学2009」、「 「竹久 夢二探訪記」もあります) )
国際交流センター (Global Netizen College only in English
Since Aug.15,1997で、2020年1月に大幅改訂しました。開設以来の、ちょっと嬉しく恥ずかしい話。WWW上の学術サイトを紹介するメール マガジン"Academic Resource Guide"第3号「Guide & Review」で、本HPが学術研究に有用な「定番」サイトに選ばれました。ありがたく また光栄なことで、今後も「定番」の名に恥じないよう、充実・更新に励みます。同 サイトは、学術研究HPの総合ガイドになっていますから、ぜひ一度お試しを! 「Yahoo Japan」では「社会科学/政 治学」で注目クールサイトに登録され、特別室「テル コ・ビリチ探索記」が「今日のオススメ」に、「IMAGINE! イマジン」が「今週のオススメ」に入りました。「LYCOS JAPAN」では「政治 学・政治思想」のベストサイトにされていましたが、いつのまにか検索サイトごと「Infoseek」に買収され、「学び・政治思想 」でオススメ・マークを頂いたようです。『エコノミスト』では、 なぜか「イ ンターネットで政治学」の「プロ」にされましたが、河合塾の「研究者インフォー メーション 政治学」では「もっとも充実した政治学関係HP」、早稲田塾の「Good Professor」では、「グローバ ル・シチズンのための情報政治学を発信」という評価をいただきました。「日経新聞・I Tニュース」では「学術 サイトとしては異常な?人気サイトのひとつ」として、「リクルート進学ネッ ト」にも顔を出し、「インターネットで時空を超える大学教員」なんて紹介されました。朝日新聞社アエラ・ムック『マスコミに 入る』で、元勤務先一橋大学の私のゼミナールが、なぜか「マスコミに強い大学 」のゼミ単位東日本代表に選ばれ「堅実・純粋な感 性」を養う「社会への関心が高い『問題意識』の強い学生が集う」ゼミナール として紹介されました。「 ナレッジステーション 」には、「政治学 ・おすすめ本」を寄せています。早稲田大学客員教授の時に、共同通信配信全国地方紙掲載「こんにち話」で「国際歴史探偵 」と認定していただき、法政大学大原社会問題研究所で「『国際歴史探偵』の20年」を話させていただきました。その後、中部大学「アリーナ」誌で、なぜスターリン批判に入ったかの1970年代の話とモスクワ日本人粛清に関わるアメリカ共産党日本人部の話を、その延長上で「等身大のゾルゲ事件研究」について、毎日新聞と東京新聞のインタビューに答えています。恥ずかしながら、ありがとうございました。
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