●「戦争は一人、せいぜい少数の人間がボタン一つ押すことで一瞬にして起せる。平和は無数の人間の辛抱強い努力なしには建設できない、このことにこそ、平和の道徳的優越性がある」(丸山真男『自己内対話』)
★ 2005年1月 本コーナーは、「加藤哲郎のネチズン・カレッジ」70万ヒット記念に、■「IMAGINE! イマジン」の2001年9月以降の基本リンク集ならびに2002年8月15日-9月11日の[815&911 小特集 インターネットと戦争の記憶]を、データベース化したものです。現行の日常リンク集は■「IMAGINE! イマジン」へ。ジョン・レノンの魂にふれ、祈り、癒し、瞑想したいあなたは、歌・音楽・詩・絵画・写真・映像の■♪IMAGINE GALLERYへ。これまでの全記録は、2001/9-02/9/11は「反戦日誌」(テロと報復戦争)、2002/9.11-12.25「イラク戦争危機と北朝鮮問題」は「反戦日誌」、2002/12.25-2003.2.15「非戦平和の世界的高揚」は「反戦日誌。」、2003.2-3は反戦日誌「(イラク戦争への抵抗)へ。若者の記録「高校生平和ニュース」、大学生平和ニュース」)へ。■Global IMAGINE(英文重要論文・資料集)へ、■北朝鮮拉致・核開発問題特別コーナー
●9.11以後の世界、中東・朝鮮半島 外国のことなら、焦点のイラクなど中東・パレスチナ問題について、イスラム世界がよくわかるQ&A100、「現代イスラーム世界を知る」、The Palestine Chronicleなど。バングラデシュについて延末謙一さん、フィリピンについて一橋大中野聡さん、台湾について東京外語大小笠原欣幸さん、アメリカ研究なら故辻内鏡人さんの主催していた「Amstud 」、ラテンアメリカなら早大後藤雄介さんの「早稲田ラテンの杜」、イギリスなら立命館大学小堀眞裕 さん、愛知学院大学梅川正美さん、ロンドンつれづれ日記、フランスなら大東文化大瓜生洋一研究室の「歴史家のためのパリガイド」、ドイツなら東大駒場のDESK、大野彰得さんの「私的思い入れのドイツ」、クライン孝子日記、EUなら東京大学森井裕一研究室、ユーゴスラヴィア問題なら千田善さん、ポーランドなら東大小森田秋夫さんの「ポーランド法の話題」、ハンガリーなら森田常夫さん、、オーストラリアならシドニー在住鈴木学さんの"Manachan's World"、カナダなら川上直子さん「セカンド・カップ」という風に、すぐれた個人HPから、大変充実した世界情報がえられます。EIJS(ヨーロッパ日本研究機構)のような研究機関も、もちろんオススメ。
● 2001.9.11以降、国際ニュースの焦点は、ネグリ=ハート『帝国 EMPIRE』が予見していたかのように、戦争と平和の問題となりました。本HPの特設サイト「IMAGINE! イマジン」は、そのために設けられましたが、いまなお続くイラク戦争について犠牲者を数える「イラク・ボディ・アカウント」、「イラク戦争被害の記録」の報道日誌。「占領」したはずの米英軍が、「復興」どころかゲリラ戦争最前線なことがわかります。CNNの月別犠牲者やワシントン・ポスト 紙HP米軍犠牲者欄も日常化しました。そのための費用は「イラク戦争のコスト Cost of the War in Iraq。日本語の最前線情報は、「パレスチナ情報センター」のパレスチナ問題を含め「ブナ林便り」、綿井健陽Web Journal、広川隆一通信、森住卓HP、「暗いニュースリンク」「反戦翻訳団」、メルマガ「もうひとつの世界へ」などで。
● 「100人の地球村」に想いを馳せて、日本語サイトでは、WORLD PEACE NOW、「反戦・平和アクション」、「Open Japan」、「ANTI-WAR」、イラQ、「Peace Weblog」、「CHANCE!平和を創るネットワーク」、「プレマ(PREMA)21ネット」、アメリカ同時多発テロへの武力報復に反対するホームページリンク集 「考えよう」 「送ろう」 「集まろう」、とめよう戦争への道!百万人署名運動などに目配りし、「帝国」支配層の世界経済フォーラム(WEF)に対抗する、世界社会フォーラム(WSF)や「ヤパーナ社会フォーラム」、アタック・ジャパンの「もうひとつの世界は可能だ!」の声に耳を傾けましょう。「グローバリゼーション問題のリンク集」からは、より広い世界へ。
● アフガニスタンでも、中村哲医師・ペシャワール会や日パ旅行社「オバハンからの気まぐれ通信」が伝えるように、戦乱は続いています。星川淳さん「屋久島発 インナーネットソース 」や、色平哲郎さんの「信州の農村医療の現場から」のような、グローカルな視点を大切にしましょう。IMAGINE GALLERY所載「平和の一輪」の絵が清涼水。
● 世界政治のもうひとつの焦点は、朝鮮半島です。「IMAGINE! イマジン」中の「朝鮮問題リンク集」では、韓国3大紙中央日報/東亜日報/朝鮮日報のほか、朝鮮総連の朝鮮新報、最近の韓国・北朝鮮ニュース、雑誌なら統一評論などが日本語で読めて、英語なら北朝鮮中央通信、The Chosun Journalもあります。「The Han World」のような総合サイトのほか、朝鮮民主主義研究センター、現代コリア研究所、「北朝鮮に情報公開を求める市民の会」、私も支援している北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会「カルメギ」、北朝鮮難民救援基金などがあり、「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK)」HPでは、李英和さんの「北朝鮮の民衆を忘れるな!」が、「太陽は独裁者のマントを脱がせることができるか」と問いかけています。
● 朝鮮Infobank、朝民研リンク集、北朝鮮における民主主義の確立を目指すHP、北朝鮮関係新刊情報、朝鮮民主統一救国戦線、警察庁「日本人拉致容疑事案について」、北朝鮮による日本人拉致問題総合情報サイト、北朝鮮の核開発データ集、高槻むくげの会などは、それぞれ目的にあわせて情報チェック。歴史の問題は、「大日本史番外編 朝鮮の巻」が詳しいです。
● 世界各国のベーシックな情報は、キッズ外務省の「ワールド・ジャンプ」でわかります。私の「ベルリン便り」や「メキシコ便り」も、そんなかたちで使われてたら、ネチズン冥利に尽きますね。 もっともアメリカ国家安全保障局の情報監視システム「エシュロン」は、これら全体を監視し盗聴しているはずですが。
●護憲・活憲・論憲・加憲・創憲・改憲 自衛隊のイラク派兵によって、日本国憲法第9条「1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」とのギャップは、グローバル化する国際社会のなかで、いよいよ明白になってきました。すでに国会では衆議院・参議院にも憲法調査会がつくられ、2005年に最終報告がまとめられようとしています。
● まずは世界の憲法をながめてみましょう。ドイツの「International Constitutional Law」 、アメリカ・リッチモンド大学のConstitution Finder、ハーヴァード・ロースクールなどで英文で見ることができます。「戦争放棄」は1791年フランス憲法や1928年不戦条約にまで遡ること、日本国憲法と一緒にイタリア憲法でもうたわれたこと、前文の「平和的生存権」や第二項「戦力放棄」は画期的で、軍隊のないコスタリカやパナマ憲法、フィリピン、パロア等の非核憲法にも影響を与えたこと、だからアメリカのオーバービー教授は「日本国憲法にノーベル平和賞を与え、地球憲法に」と提唱していることがわかるでしょう。
● 日本国憲法については、「日本国憲法を読もう」をはじめ、いくつかのサイトに全文が出ています。まずは虚心に音読しましょう。国会図書館の「日本国憲法の誕生」には、1943年カイロ宣言以下、憲法制定過程の膨大な重要資料が概説つきで掲載されています。マッカーサー3原則原文も、GHQ草案の「第十三条 一切ノ自然人ハ法律上平等ナリ政治的、経済的又ハ社会的関係ニ於テ人種、信条、性別、社会的身分、階級又ハ国籍起源ノ如何ニ依リ如何ナル差別的待遇モ許容又ハ黙認セラルルコト無カルヘシ」も、「日本国ノ主権ハ日本国民ニ属スル、日本国ノ元首ハ国民ノ選挙スル大統領トスル」とした高野岩三郎私案も、写真入りで読めます。しかしより広い歴史的文脈では、松山大学田村譲教授「たむ・たむページ」の「憲法関連のページが断然オススメ。アメリカ独立宣言、フランス人権宣言、植木枝盛ら自由民権運動、大日本帝国憲法との比較から、沖縄非核平和宣言、PKO法まで、幅広い論点を網羅して圧巻。早稲田大学水島朝穂さん「平和憲法のメッセージ」など護憲派の市民と憲法研究者をむすぶ憲法問題Web・反改憲ネット21や改憲派の憲法問題研究会、自民党憲法調査会と併せて参照すれば、主要な論点がわかります。
● しかし、日本の世論は護憲・改憲の二択時代から、論憲が加わってイシュー化し、公明党の加憲、民主党の創憲、市民たちの活憲論から廃憲論まで入り乱れ、百花斉放です。長期的に見ると、改憲世論の高まりは否めません。さまざまな改憲私案も出されています。現行憲法のわかりやすい現代語訳から、戦前の亡霊風、新しい権利を何でも入れようまで。しかし、注意しなければならないのは改憲手続き。日本国憲法は「硬成憲法」といって、改正手続きが厳格です。そのため環境権やプライバシー権を入れようとすると、意図せざる第9条改正にも結びつく可能性が高いのです。私自身はグローバルな地球のために、国民のくらしのために、まずは現行憲法をしっかり実行し、国際社会に発信していく「活憲」の立場です。インターネットで憲法を学び、平和憲法で可能になった世界のネチズンとの交流と、自由な言論活動を味わいましょう。
ZNN/ 日本語版/ |
CNN/ ロイター/ |
(英文Yahoo News) |
中国人民網 |
読売/ |
共同/ 時事/ |
日経/ NHK/ |
東京/ 毎日/ | |
東亜日報/ |
朝鮮新報/ 統一評論/ |
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益岡賢のページ /
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田中宇「国際ニュース解説 」 |
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AKIRAさんHP | |||
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Tokyo Progressive(在日外国人平和サイト) | ||
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『萬晩報』 |
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IEMSNジャーナル | |||
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Nucliear Age Peace Foundation, "Perspectives on Terrorist Attacks" |
"WISDOM" | ||
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池澤夏樹 さん「新世紀にようこそ」、「Cafe IMPALA」
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大山めぐみさんの英和リンク集、言論の自由とメディア |
NY在住「mook's homepage」、"Peace for All" - Related Links Part 3/2/1 | ||
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中村哲医師「孤立のアフガン」「アフガンで起きている本当のこと」「衆院参考人証言」、ペシャワール会、「いのちの基金」、11.17東京講演会・12.5Q&A、「アフガン復興一問一答 」 | |||
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Revolutionary Association of the Women of Afghanistan (RAWA)、 | |||
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田中宇 「テロをわざと防がなかった大統領 」 「テロの進行を防がなかった米軍」「エンロンが仕掛けた<自由化>という名の金権政治」「オクラホマ爆破事件と9・11」(1)、(2) | |||
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サイード教授等のよびかけ:「アメリカの言論の自由を守れ!」 | |||
Michael A. Fletcher, "Dissenters Find Colleges Less Tolerant of Discord Following Attacks " | |||
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◎ポータルサイトTHINK:Their Home Isn't North Korea(Abduction of the Japanese by North Korea in the Media)
◎「北朝鮮拉致問題でニューヨークタイムズに意見広告を出そう!」(英語サイト)へのアクセスは1か月で21万、 募金総額は2473名
の方々から1396万5888円でした。
その浄財によって、「7人の会」の意見広告が12月23日付け『ニューヨーク・タイムズ』に掲載されました(フラッシュ版)。よびかけ人「7人の会」の一人として、厚く御礼申し上げます!
幸い英語での拉致事件報道は、その後飛躍的に増えています。■IMAGINE
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DATABASE 2001へ、■英語ページ■Global
IMAGINEへ、■Back to 「加藤哲郎のネチズン・カレッジ」Home
●2002・8/13 まずは、★リンク集「戦争を語り継ごう」、★「日本の戦争責任資料センター」を出発点にします。歴史の確認のために★「ポツダム」共同宣言(米、英、支三國宣言)、★終戦詔書と教育勅語、★昭和20年日本、★北原勝雄「八月十五日」、今回は、満州とシベリアを追ってみます。いずれも力作です! ★1945年 叔父が樺太で戦死、★曠野を流浪って八年 終戦後の旧満州残留放浪記 、★画集「きらめく北斗星の下に」(司馬遼太郎序)(これは衝撃!)、★佐々木芳勝「流転の旅路 −シベリア抑留記」、★照雲のシベリア抑留日記、★青木和雄「シベリア大陸列車の旅」、★川越史郎「抑留生活のあと、日本を捨て、家を捨ててソ連に残ったが……、理想は音をたてて崩れてしまった」(旧左翼必読!)、★宮地健一「『異国の丘』とソ連・日本共産党」(同前)、★筒井宗吉「異国の丘 〜シベリア抑留惨酷の記憶」、★ステファン・コスティク「ウクライナ人捕虜から見た日本人捕虜」
●8.14 ★青空文庫の原民喜プロジェクトで★「夏の花」3部作をダウンロードし、13日の読売新聞で紹介された★「私の八月十五日」、★「私の8月15日」や★「語り継ごう戦争体験」、★「父の終戦と生い立ちの記」(敗戦歌集)、★「シベリア、私の捕虜記」、★埼玉県平和資料館「企画展の記録」、★「20世紀の空白埋める史料」、★「A-Bomb WWW Museum」、などを読み漁っているうちに、いまやインターネットが、かつての「自費出版」やテープレコーダーに代わる、戦争と平和のメジャーなデータベースになっていることを知りました。出発点は、★「大東亜戦争秘話 陸軍の経済謀略戦 秋丸機関の全貌」中に有澤広巳「軍国主義の旗の下に」を見つけたことだったのですが、★「終戦前後2年間の新聞切り抜き帳」、★「先生たちの戦争体験集(2)、★「戦争体験者のライフヒストリー」、小田敦巳『一兵士の戦争体験──ビルマ戦線 生死の境』、★「隣のおじいちゃんの戦争体験」、★「DIG 戦争体験を掘り起こす会」、★「戦争体験記の館」、と実に多彩で、★宮田勝喜「二度と起こしてはならない 私の戦争体験ーインパール作戦」(「戦友とは会わない、戦後、戦友とは会う気がしない」)、★田村恵子「女性の戦争体験 ラバウルの日本軍従軍看護婦」、のような印象的な記録に引き込まれます。歴史学や平和教育は、これらを有効に活用しているのでしょうか? しばらくGoogleをも活用してサーフィンしたうえで、9.11頃までに系統的にしていきます。
●8.16★「Peace Weblog」8.15に沢山の最新の語り部情報があります、★立命館大学「国際平和ミュージアム」、★多夢太夢「歴史関連のページ」(便利)、★「孫に伝える、おじいちゃんおばあちゃんの戦争体験」、★戦争体験記「記憶」、★「戦争の世紀 〜日本軍の野望」(歴史的流れを追える)、★「兵士庶民の戦争資料館」(義眼まで展示)、★『終戦記念日』、★小杉芙巳雄「私の終戦」、★井筒紀久枝 「大陸の花嫁」(強烈!「私は自分の父を知らない。母は不倫をしたのか、強姦されたのか私を産んだ」「これは、後世にあの悲惨な戦争を語り継ぎ、平和を願う81歳女性のホームページです」)、★「おばあちゃん引き揚げ体験記」、
●8.17 ★「戦争に関する資料館調査会」、★「戦争を語り継ぐ」、★「戦争体験を語り継ぐ」、★戦争のイメージのつくられ方「 ニュース映画と戦争」( 「天皇を撮りに行くのは、みんな一番いやがったね」)、★軍靴の響き・銃後の青春(女学校編)、★映像に見る戦時体制下の生活、★「ボクラ少国民」〜子どもから見た戦争、★「今だから話せる、太平洋戦争秘話 」(731と登戸研究所の思い出が圧巻)、★「地の果てまで 主よ、あなたの平和を」、★土取 千鶴子「 私の戦争体験」、★戦後世代の戦争責任・「戦争体験文献リスト」、★84才のホームページ「私の世代・戦争・戦後」(なかなか読ませます)、★「私設文庫館 太平洋戦争編 掲示板」
●8.19 今回は「加害体験」に注目し、★映画「侵略」上映委員会、★「半月城通信」(きわめて充実!)、★Memorial Hall of the Victims in the Nanjing Massacre(1937-1938)、★南京大虐殺について、★南京大虐殺60ヶ年全国連絡会、証言南京大虐殺「この痛みを忘れることはできない」、★戦争の真実を語り継ぐ中帰連(中国帰還者連絡会)、★日中戦争証言集(被害者の証言)、★日中和解への道、★福岡県立嘉穂東高校教諭による「南京大虐殺はウソだ」発言事件、★アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に思いを馳せ、心に刻む会、★ノーモア南京の会・東京 、★日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」(必見)、★父の語った戦争、語らなかった戦争、★「一兵士の従軍記録〜祖父の戦争を知る」
●8.21 倉沢愛子さん『「大東亜」戦争を知っていますか』(講談社現代新書)が面白かったので、今日は南方へ ★「あぼ’sじーちゃんの太平洋戦争体験記」 、★[弟=パプアニューギニア南十字星の下に 兄=シベリアの歌](兄弟の手記)、★「南ボルネオ戦線」、★「わがトラック島戦記」(序章必読)、★「父のニューギニア戦記」 、★「サイパン島・17歳の敗残記」、★「弟との再会」、★「比島の各地に埋もれる亡き戦友に捧げる」、★55年前の日記帳(やっぱり記憶より記録の方が臨場感がある)、★「インパール作戦 父が語る戦争体験記」、★渡辺勝三郎「私のビルマ回想録 」、★「新聞記者が見たビルマ派遣軍幹部連中腐敗の構造」(必読)、★『戦争体験者からの聞き取り』、★「私の東京陸軍幼年学校」、とサーフィンして、どうも戦後50年で自治体等が集めた体験記がネット上にデータベース化されてきたことに気づいた。★「地方公共団体及び地方団体発行戦争関連一覧」を見て納得、★伊豆利彦「あの頃の記憶──私の原点」もぜひ。
●8.25 今回は沖縄戦、まずは定番、★「沖縄県平和祈念資料館」、元ひめゆり学徒隊員「宮城さん」の証言(「平和無しで人は生きることなどできないことを知って下さい。」)、★「沖縄戦の記憶(本館)」、★「沖縄戦の軌跡」、★読谷村史『戦時記録』上巻(学術的)、★「沖縄戦の絵 打ち砕かれしうるま島 」(これも見せる)、★「6月23日 沖縄戦(1945)組織的抵抗終結の日」、★「6・23 語り継ぐ沖縄戦−−中・北部に見る」、★田原賢治「沖縄8・15」、★宮城恒彦「沖縄戦体験記 泣く子は 美しく花が開くためには」(読ませる)、★「沖縄戦のあの日あの時」、★「渡嘉敷村の沖縄戦」、★「宮古・八重山・ヤンバルの沖縄戦」(島部も忘れずに)、★大城繁春「沖縄戦回想:兄弟三人を失った憎い戦争」 、★「国家戦略としての教育と沖縄 --- 座間味島の「集団自決」を帰結に捉えて」(本土の学生の卒論「沖縄戦をより悲しいものをしたのは、非戦闘員による「集団自決」である)、★ドキュメンタリー「聾唖者達の沖縄戦」、★十勝毎日新聞 「戦争とは―問い掛ける「語り継ぐ」使命に 記憶の風化に歯止めを」(周辺や北海道からは沖縄がよく見える)
●8.27 今回は「空襲」。ずいぶん多く、日本全国に広がってます。まずは概観を★リンク集「戦争を語り継ごう」、★日本の戦争責任資料センター」のようなベーシック・ポータル・サイトで、「日本空襲と原爆投下」、★「地方都市空襲の進行と被災都市」 、★「 都市空襲」、★「空襲体験記」。大都市だけでも、★「埼玉県平和資料館」、 ★「戦時下の中学生 一番恐ろしいのは機銃掃射」、★「大阪空襲を伝える資料をあつめて」、★大阪大空襲の日「空襲状況報告書」、★「神戸大空襲の記憶」 、★網走空襲、★青森空襲の想い出青森空襲を記録する会、★8月10日一関空襲、★宇都宮空襲の真実、★前橋空襲と戦争中の学校の様子、★狛江市「私の空襲体験」 、★平塚空襲をご存知ですか?、★静岡の空襲・体験画、★超空の要塞 B29の追憶・・・墜落現地を訪ねて、★B29の墜落、★名古屋熱田空襲 、★悲惨だった三重県の空襲、★岐阜空襲を記録する会、★岡山水島大空襲 、★敦賀空襲、★熊本空襲について、★柳原敏昭「米軍資料に見る鹿児島県内の空襲」、★「かくされていた空襲―京都師範学校 学徒動員の記録」 、★防空法制下の庶民生活(水島朝穂「命よりまず「御真影」が気にかかり」)等に加え、東京だけでも、今回検索して「東京大空襲」「東京大空襲」「東京大空襲」「東京大空襲」「東京大空襲・戦災資料センター」「東京大空襲 史上最大の虐殺」「湯の花トンネル」「ランドセル地蔵」「Why 東京大空襲と下北沢」「東京大空種罹災体験記(音声入り)」「東京大空襲」「東京大空襲」「幸田回生: 東京大空襲と三島由紀夫」など。
●8.28 キーワードは「子ども」と「疎開」。まずは、★「藤子不二雄A 少年時代 疎開日記」(「少年時代」小説と漫画と映画、これはいい)、★「ボクラ少国民 〜子どもから見た戦争〜」、★「教科書から戦争を感じとる」 、★「大日本帝国時代の教育 小学校国語の教科書から」、★「伝えたい戦時──徳島の若人・子どもたち」、★「学童疎開 」(なかなか充実)、★「学童疎開」、★「学童疎開について」、★「学童集団疎開の記録」、★「二度とあってはならない時代:疎開 証言でつづる学童疎開」、★「語り継ぐ学童疎開」 、★「疎開仮想博物館」、★新城 宏「裸電球の下」、★コンピューターおばあちゃんの会「記憶のままに 私の8月15日」(今日の一押し、「今日われら 平和にあるを 心して 」)、★「対馬丸 〜さようなら沖縄」(沖縄の子どもも疎開したのだが……)、★「心つなぐ港戦争展」、★自分史 ガキ大将「悪」(「自分史を書いたがいざ出版となると思ったより費用が高くあきらめていた。そこでその一部と旅行記の一部をHPにトホホ物語りとして出した」納得)。
●8.30 今日は、焼け跡・闇市。★「20世紀 映像コレクション」、★「平和について考えよう!──ヒロシマ、ナガサキ、原爆を通して」(秀逸教材)、★『忘れられぬ悪夢の夜』、★「隣のおじいちゃんの戦争体験/中学生への手紙」、★「孫たちへの証言」、★ 花川久子「横浜大空襲の事」、★「亡き娘に教えられ 被爆の記録残す決意」、★「ヒロシマの絆〜父から子へ」(感動)、★「戦後の飢え」、★「マンガ歴史散歩」、★「平和を願って」 。★「石原吉郎 没後四年」、★橘川幸夫 「現代若者考」、★「21世紀の知―一少年が見た昭和の激動期―」、★「少年サバイバル、1ドル360円の彼方へ」、★「石原慎太郎と朝鮮人コンプレックス」、★「三国人」は「外国人」ではない。
●8.31 ★朝鮮戦争下の米軍病院に戦争中の赤紙で「召集」 日赤は一方の当事者につくなを見て、朝鮮戦争は、記憶されているだろうか? と考えた。やはり日本人には「対岸の火事」だったのか、「特需復興のチャンス」だったのか、それ自体を語るサイトは少ない。その代わり、関連サイトに、考えさせられるものが多い。 ★「二度と戦争の血で白衣を汚してはならない 座談会 日赤の元従軍看護婦から熱いメッセージ 」、★「朝鮮戦争」、★「VRギャラリー朝鮮戦争記念館」(去年、9,11直後に見ました)、★「平和願い日本との懸け橋 米国 朝鮮戦争体験が転機 、★伊豆利彦「朝鮮戦争と日本文学――『記念碑』『玄海灘』『風媒花』」、★堀田善衛著『広場の孤独』を再び読む−朝鮮戦争から50年後の日本」、★「非核の思い国際法廷へ − 未収録の一節」、 ★「過去は克服されたのか」、★「証言」、★伊東壮ほか「消すまい反核の火」(丸山真男の「戦争で何もなくなった日本が世界に貢献できるものは平和しかない」も収録)、★「平和を考える 自己紹介を兼ねた渡辺勇一の歴史年表」、★郭貴勲さんと歩いた「もうひとつのヒロシマ」ツアー
●9.6 今回のプレイバックは、ベトナム戦争の記憶。実は★「Be-inが、再び世界で始まった! 」に刺激され、★ タイン・ティン『ベトナム革命の素顔』(めこん)の書評を書くため検索したのですが、実に豊富です。★「目で見る世界史」 /Visual History「ベトナム戦争」(恐ろしく便利! 英語の勉強にも最適)、★The Vietnam War Web Links、★ Vietnam Veterans Memorials Around The World(世界中にあります!) 、★「ベトナム戦争のページ」(「ベトナム戦争とは?」ほか豊富)、★Richard Tanterホームページ中の「ベトナム戦の概要と,日本のそれへの参加」(わかりやすいノート)、★風の学園「ベトナムの歴史・ベトナム戦争時代」、★「写真でたどる20世紀 20世紀は戦争の世紀 映像は悲しみの記録」、★「報道写真展 20世紀の残像 第1回 ベトナム戦争編」(これもすごい)、★「ベトナム戦争軍事戦略論 〜アメリカはなぜベトナムで負けたのか」 (東大立花隆ゼミ作)、★「ベトナム戦争フォーラム」(ここも充実)、★「旧べ平連運動の情報ページ」(これぞ運動アーカイフの範!)★、「べ平連年表」、★「ベ平連運動に関する最近の文献」、★「いつ、どこで、どんなグループが、どんな活動をしていたか?」、★「吉川勇一ホームページ」(「非暴力と非合法」など必読!)、★小田実慶應大学特別講義「現代思想」も必読!)、★「良心的軍事拒否国家日本実現の会」のページ(いま、につながります)、★有田芳生「ベトナム讃歌」(さすが)、★田中宇「復活する国際左翼運動 」(これも職人芸)、★「ベトナム戦争と韓国」についての論争(重要)、★「Korean Veterans of the Vietnam War 」、★東 一邦「NPOへの関わりから市民運動の現状を考える」、★武峪 真樹「かつて<ゆめ>を共有した人々に捧げるちいさなベトナム報告」(重い)、★「知識人の半生 ディレンドラ・シャルマさん」(必読!)、★大場正明「ヴェトナム戦争の体験と記憶:いま、それを書くことの意味」(なかなか文学的でいい)、★「Love and Peace」(強烈!)、★「新たな価値観の誕生 闘争から愛と平和へ」、★「ベトナム戦争 Who has won this war?」(文末「ベトナムを知る10枚+5本」がいい)、★「見える戦争/見えない戦争---- ヴェトナム戦争、ニューシネマ、湾岸戦争 」、★「いわさきちひろとベトナム戦争」、★鈴木頌「枯葉作戦とは何だったのか・ベトナム戦争とは何だったのか」、★「ヴェトナムの情報:枯れ葉剤の影響」、★ベトナム戦争でも使われていたダイオキシン、★「ベトナム戦争体験者 キム・フック物語」、……まだまだあり、今後も書き続けられるでしょう!
●9/8(最終回) まもなく沖縄で9.11を迎えますので、小特集は「湾岸戦争」で締めくくります。まだ「記憶」を記録するには近すぎ、そのうえ「いま」につながってる感じです。★「湾岸戦争及びその戦後に関する年表」、★「湾岸戦争」、★湾岸戦争突入の経緯 「砂漠の嵐」作戦 、★「ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争」あたりから出発し、★『湾岸報道に偽りあり』あたりが充実。★湾岸戦争は核戦争だった ビデオ「劣化ウランの恐怖」紹介、★森住卓・「イラク 湾岸戦争の子どもたち 劣化ウラン弾は何をもたらしたか」、★宮本よういちろう「湾岸戦争とポストモダン 1 メディア・スペクタクルと身体なき戦争」 の意味づけをくぐると、★藤岡信勝「湾岸戦争とアメリカ体験 」(この人は変わり)、★1991年「長崎平和宣言」(ここは一貫してます)、★「旅の記憶 ベルリンの壁と湾岸戦争」(きれいな写真付き)、★1991年2月16日湾岸戦争の和平を願う「平和への祈り」、★「イスラーム世界にとって湾岸戦争とは」、★「湾岸戦争の記憶」、★「湾岸戦争の傷跡」、★「ヘブライの館 湾岸戦争特集」と意外に少ない。TBSが特集した『ぬりつぶされた真実』(幻冬社)などからすると、22世紀の歴史家は、「長い湾岸戦争」とよぶことになるかもしれません。どうやら古い記憶は、新しい記憶によって、ヴァージョン・アップされるようです。
★ 本コーナーは、「加藤哲郎のネチズン・カレッジ」内の、2001年9月11日の対米同時多発テロと、10月7日に始まった米英軍によるアフガン報復・制裁戦争、及び日本政府・市民の対応についての、情報提供ページです。基本的立場は、上の丸山真男の言葉からも明瞭ですが、皆さんが「情報を集め・考え・行動する」一助になれば幸いです。★2001/10/11★ ジョン・レノン「イマジン」や歌・音楽・詩・絵画・写真・映像などは■IMAGINE
GALLERYへ移しました。皆さんからの情報・御意見はkatote@ff.iij4u.or.jp へ(高橋優子さんデザインのトップ左右のポスターは田口裕史さんHPより、バナーは転載自由)
★ 9.11以後のネチズン運動の世界的成果:なんとCNN帝国に対抗して民衆のZNN誕生(チョムスキー・コーナー常設)! 日本語版(チョムスキー、サイード、フィスク・コーナー常設)など10か国語もカバー! 日本のインターネット平和運動を「ネットワーク時代に真のデモクラシーは完成するのか?──インターネット・デモクラシーのゆくえ」(『データパル2002最新情報用語資料事典』、小学館、2002年1月)に書き、「公共哲学ネットワーク」の年末シンポジウム「地球的平和問題――対『テロ』世界戦争をめぐって」への私の報告「9.11以後の情報戦とインターネット・デモクラシー」で肉付け・リンクしてネチズン・カレッジ版にしましたので、ご笑覧を!
★2001/11/9★ あまりにも膨大になったので、これまでの「加藤哲郎のネチズン・カレッジ」内情報リンクを再整理し、全リンクは■イマジン反戦日誌に時系列保存、論説類は■IMAGINE
DATABASE 2001へ、英文論評は英語ページ■Global
IMAGINEへ、歌・音楽・詩・絵画・写真・映像などは■IMAGINE
GALLERYへ移し、「イマジン」作成の趣旨は本ページと■IMAGINE
GALLERYに掲げました。
★2001/12/20 ★ 本コーナーをベースにして、外岡秀俊・枝川公一・室謙二編『9月11日 メディアが試された日』(本とコンピュータ編集室)が活字で刊行されましたので、ご参照を! 池田香代子さん=ダグラス・ラミスさんの『世界がもし100人の村だったら』(マガジンハウス)も刊行されました。目良誠二郎さん「『100人の地球村』の誕生」、坂本龍一ほか『非戦』」(幻冬社)、ノーム・チョムスキー『9.11』(文藝春秋社)、中山仁『新しい戦争?』(冬弓社)と共に、ぜひご一読を!
★2001/12/30 ★ あまりにも重くなったので、本情報サイト「イマジン」を、以下のニュースおよび問題別リンク集にとどめ、従来の「情報を集める・考える・行動する」の分類は■IMAGINE
DATABASE 2001にデータベースとして収録して廃止、■イマジン反戦日誌に一元化します。
<ご注意下さい!>
■2001/9-02/9/11は反戦日誌へ
■2002/9.11-2002/12.25(イラク戦争危機と北朝鮮問題)は「反戦日誌」へ
■2002/12.25-2003/2.15(非戦平和の世界的高揚)は「反戦日誌。」へ
英語ページ■Global IMAGINEへ