加藤哲郎のネチズン・カレッジ

客員教授ボブ・ジェソップの自己紹介

(ランカスター大学のホームページをもとに作成)


2001年1月、ボブ・ジェソップが再来日しました。今回は「ポスト・マルクス主義」のシャンタル・ムフと一緒。私は4月に、台湾のシンポジウムでボブと一緒になる予定。

2001年1月10日(水)国際基督教大学社会科学研究所主催シンポジウム
   "Civil Society and the State" (英語)
   13:30-15:30 国際基督教大学本部棟206 (0422-33-3224)
Terrell Carver, James Martin, Jens Bartelson, Wilhelm Vosse, Chantal Mouffe, Bob Jessop, chaired by 千葉真
 
 
2001年1月11日(木)立命館大学国際学術交流研究会
「グローバル化のなかの市民社会と公共空間」(通訳付き)15:00-18:30
立命館大学アカデメイア立命21、K209会議室
Chantal Mouffe, For an Agonistic Public Sphere
Bob Jessop, Approaches to the Analysis of Civil Society and the State
   chaired by 山口定
 
 
2001年1月13日(土)東京大学国際シンポジウム
「グローバル化の時代における市民社会」(英語)10:00-17:00
東京大学本郷4号館法学部研究棟8階会議室
Chantal Mouffe, Globalization and Democratic Citizenship
高畠通敏, Civil Society, Japanese Context
Bob Jessop, The Illogics of Globalization and the Restructuring of the State
Terrell Carver, James Martin, Jens Bartelson,
chaired by  松本礼二


1999年4月25日、御茶の水の全電通ホールで開かれた「アソシエ21」創立記念大会で、ボブ・ジェソップが「国家論の現代的課題」を記念講演しました。大内力「現代資本主義の危機と主体の喪失状況」、柄谷行人「資本主義への対抗運動」と一緒でした。昨年夏以来、久しぶりで会ったボブは、相変わらずのクリアーな語り口で、現代国家論の課題を述べました。そこで彼から、ランカスター大学の彼のホームページとのリンクを頼まれましたので、早速連結。5月末から6月にも東京・京都のシンポジウムのために再度来日するのですが、私はその頃はメキシコ。でもボブも私のHPに刺激されて、最新の論文をダウンロードできるようにしましたから、ぜひごらんになってください。
1997年12月18日、ボブ・ジェソップ、サム・アイリーン夫妻は、日本学術振興会の招聘による2か月の滞在を終え、無事、アイリーンさんの実家のある香港へと飛び立ちました。この間の皆様のあたたかい歓迎とご厚意に心から感謝し、今後も日本の皆様との交流を強めていきたい、とのことです。夫妻は香港からイギリスに戻ってすぐ、今度はデンマークに旅発ちますが、ランカスター大学のメールアドレスr.jessop@lancaster.ac.ukで今後も連絡がとれますので、ぜひ交流を続けてください。ホストを勤めた私からも、お世話になった皆様に、心から感謝の意を表したいと思います。 ありがとうございました。また来日時に持参し、または新たに発表した、下記のペーパーをご希望の方は、私宛ご一報ください。 一橋大学 加藤 哲郎

Prof Bob Jessop

(B.A. Sociology; M.A.; Ph.D.)

Sociology Department
Cartmel College,
Lancaster University,
Lancaster, LA1 4YR, UK
Tel: +44 1524 594192
Fax: +44 1524 594256

 Homepage: ランカスター大学のBob Jessopホームページ

E-mail to: r.jessop@lancaster.ac.uk

1997年来日時に持参した英文未発表ペーパー


以下の内、『共産党宣言』とグラムシに関する2本の英文論文と、日本訪問記(日本学術振興会に提出した公式報告書)を、ジェソップ教授の許可を得て本HPに公開しております。

 

1 Globalization and the National State: Reflections on a Theme of Poulantzas

2 Narrating the Future of the National Economy and the National State? Remarks on Re-Mapping Regulation and Re-Inventing Governance(立命館・一橋セミナー報告)

3 Twenty Years of the Regulation Approach: Has it been worth it?

4 Survey Article: The Regulation Approach

5 The Communist Manifesto as an Historical Document(『経済と社会』寄稿)

6 L'Economia Integrale, Fordism, and Post-Fordism(グラムシ・シンポ報告)

7 Report on My Stay in Japan (日本訪問記)

1997年秋来日中の日程

10月20日(月)来日(宿舎は一橋大学国際交流会館)
10月24日(金)午後1時30分ー6時 於:一橋大学佐野書院
        (中央線国立駅南口下車5分、守衛所でお聞きください)
       R.ボワイエ教授と共に、レギュラシオン理論の講演会(英語)
   演題「アルチュセールの鬼子かエコノメトリクスの嫡子か?――レギュラシオン理論の方法的回顧」
10月25日   経済理論学会出席(日本大学)
11月10日   大分大学経済学部で講演会(8ー11日九州滞在)
11月15ー16日  国際グラムシ・シンポジウム出席・報告(東京九段、イタリア文化会館)
      16日第二セッション・Jessop報告「統合的経済、フォーディズム、ポスト・フォーディズム(L'Economia Integrale, Fordism, and Post-Fordism)」
11月17ー30日   関西滞在(宿舎 立命館大学)
11月19日 関西大学法学部で講演会
11月21・29日 立命館大学産業社会学部で講演会
11月26日午後 名古屋大学法学部で講演会
12月2ー6日  シンガポール国立大学で国際会議のためシンガポール滞在
12月11日 大東文化大学で講演会
12月12日(金)午後2時 一橋大学国際交流セミナー(一橋大学佐野書院、英語)夜=懇親会
   サム・アイリーン(シェフィールド大学、ジェソップ夫人=香港出身)「東アジア的ガバナンスの話法――レギュラシオンから時間と空間の(地理的)ガバナンスへ(Narrating East Asian Governance: from Regulation to the (Geo)Governance of Time and Space」( 当初の予告から若干の変更)
   ボブ・ジェソップ(ランカスター大学)「国民国家という話法(Narrating the National State)」

12月18日(木)   離日




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